なかなか面白いです その11
紙や布は、どこまで白く漂白できるかということを競ってきました。
天然の繊維から作られた紙や布には、そのまま漂白してもいくらか黄味があるので、それを消して白く見せるために、黄の補色である青味を加える「青味づけ」という方法も試みられたほどです。
最近では、漂白にも洗濯にも螢光増白剤が使われて、輝くばかりに白く見せなければ気がすまないようです。
白さを競うのは紙や布に限らず、砂糖や塩の精製、米や粉などの主食類にいたるまで、必要以上に白くしなければ、一般に好まれなくなってしまった。