呪術と占い
ジェローム・アントワヌ・ロニイの『呪術』第一章の原注に、、どうやらしぐさだけの呪文は効力がない、というような説明であると私には思われます。
「単に手動的でしかない儀礼は一般に働かない。
あるいは、ほとんど働かない。
ふつう、言葉は身ぶりに勝る(迅速・・・正確)ということは呪術における最も重要な要因である。
儀礼の核心が想念の方向にあるとするなら、抑揚や口調がそれを正確に伝えるのは当然で、声がなければ、儀礼は動かぬ機械のごときものである。
手働的儀礼は機械の技術的な操作にも似ている。
それによって人々は同様な成功をおさめようとする。
言葉は世界に想念を注入することによって、それに生命の息吹きをあたえる。
もっとも言葉少ない儀礼といえども、少なくとも内心の言葉なしには遂行されることはできない」。
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