愛車
愛車は愛車でもコロンボ刑事の愛車です。
「コロンボの愛乗って、あのポンコツ?なぜ、あんな車の名前を知らなくちゃいけないの?」というお怒りの声もあるかもしれない。
でも、いまどきあのくらいのポンコツには滅多にお目にかかれないので、あの車が果たして何という車なのか、そして、いつごろの車なのかってちょっと気になりませんか?どのくらいポンコツかというと、ご存知とは思いますが、ボディの塗装はとっくにはげ、つや消しをほどこしたように光沢がない。
この間見た作品では、登場人物のひとりに「くさりかけの車」だとか「くず鉄」などとボロクソにいわれておりました。
そのストーリーでは、スピードを出さなければならないシーンがあったのだが、走り出すと同時に「バーン!」という爆発音はするし、ガタガタと震えるし、走りながら分解するのではないかと思われました。
でも、あの車、コンバーチブル(カブリオレ)で、なかなかかわいいんですよね。
車好きの間では、「ポロいけど、コロンボっていい車に乗ってるよね」と、ウワサされているような気がします。
ストーリーのなかでも、度々、「プジョー」という名前が出てくるので、プジョーであることは間違いなさそうだ。
では、型式は?年式は?「刑事コロンボ」を放映している、日本テレビの映画部に尋ねたところ、「プジョーの307、いや403のコンバーチブルじゃなかったかなあ。
年式まではわかりませんね」こういうことはメーカーに聞くのが一番だろうと、プジョー・ジャポンに尋ねると、「いますぐにはわかりませんが、お時間をいただければわかると思います」と心強い答えが返ってきました。
もし、資料がなければ、ビデオに録画してありますので、それを鑑定していただくという方法もあります、と伝えて待つこと1日。
「プジョー403カブリオレであると思われます」という回答ともに、写真入りの資料がファックスで送られてきました。
それを見ると、間違いなくコロンボの車だ。
イタリアのピニンファリーナによるデザインで、デビューしたのは1956年。
さすがに年式までは特定できなかったが、30数年たっていることは間違いなさそう。
ポンコツなのも無理はない。